データ入力１

　はじめに

ＩＴ業界で働きたい！

ＩＴ業界の現実

ＩＴ業界の職種

評価される本当の資格は！？

ＩＴ業界のキャリアマップ

ITキャリアUP全解説

　事務・オフィスワーク系

データ入力

一般事務

営業事務

OAオペレータ

　専門事務系

総務事務

経理事務

銀行証券事務

生保損保事務

医療事務

航空事務

　専門職系

通訳・翻訳

ＣＡＤオペレータ

ＯＡインストラクター

　クリエイティブ系

ＤＴＰオペレータ

アニメータ

　営業・販売・サービス系

営業・企画営業

ラウンダー・ルート営業

テレオペ・ＳＶ

サービス

　アクティブ系

アクティブ

　その他業種職種系

その他業種職種

　フリー系

パート・アルバイト

主婦・家事手伝い

自営

　学生系

学生

　スクール系

スクール

ザ・企業面談！！！！

データ入力

■データ入力から事務などオフィスワークへキャリアUPするためには！？

データ入力からITへキャリアUPする職種としては、パソコンを使ったお仕事＝事務職への転職を希望される人が非常に多いです。
これらの人達が、事務職へ変更を希望する理由として最も多い理由があります。それは、今後結婚して子供を生んでも、長く、落ち着いて、年をとってもやれるお仕事、と考えているからです。
そして、もう１つ、データ入力の人の大きな特徴として、電話応対が苦手、もしくは嫌なため、出来れば、コールセンターなどのお仕事をやりたくない、というのがあります。しかし実際は、データ入力の人が、キャリアUPとして、最も転職しやすいのは、コールセンター業務だったりしますので、その点をよくわきまえて下さい。
では、いったいなぜ、コールセンター業務なのでしょうか？
コールセンターでは、Excel・Wordの使用頻度よりも、専用端末などを使用する、ということで、データ入力の方の得意なブラインドタッチ、入力スピードが活かせるから、なんです。（コールセンターでは、話ながら、画面へ入力する、という作業がメインになるからです。）つまり、得意分野を活かしながら、苦手な電話応対を克服したり、経験を積んだり出来る、という点で、本当は、キャリアUPとしては、非常に効率が良いのです！
しかし、ほとんどの人が、コールセンターを避けるため、事務を選ぶわけです。ただ、現実は、データ入力の経験があれば、簡単に事務職へ転職出来る、という方程式は成り立ちません。事務系は、何かしらの事務経験がないと、厳しい、という現実があります。
では、なぜ、事務は、厳しいのでしょうか。

＜ITスキル＞
事務と言えば、まずExcel・wordです。このExcel・Wordの基本操作が出来なければ、それだけでNGです。しかし、データ入力から、事務に転職したい、と登録面接に来るほとんどの人は、Excel・Wordが出来ない、という人が多いのです。。そのため、この時点で、正直、お仕事を紹介すること自体がNGとなってしまいます。今後オフィスワークで勤務していくためには、ブラインドタッチや入力のスピード、というスキルよりも、Excel・Word、といった、パソコンスキルの方が求められるようになっていきます。
何か敷居が高さそう、とか、パソコンは難しい、と、今まで、そういう先入観があってしまい、やらざるじまい、だったかもしれませんが、Excel・Wordであれば、自宅で十分に練習ができるものです。ただ、趣味などでは、Excel・Wordを使うきっかけは、あまりありませんので、どうしても、勉強するまでにはいかなかったりしている場合がほとんどです。しかし、今後、オフィスワークにてキャリアUPしていきたい！というのであれば、絶対に勉強してください。今すぐにでも、始めてください！
＜アドバイス＞
でも、どうやってExcel・Wordを勉強すればよいのでしょう？？
簡単です。Excel・Wordの基本初心者本を購入し、本に沿って練習していけば良いのです。それだけで、事務業務を出来るスキルを身につけつことが出来ます。
＜コメント＞
Excel・Wordが、パソコンにインストールされていない方は、マイクロソフトのOffice製品、Excel・Wordを購入しなければなりません。しかし、これも自分への投資だと思って、今後オフィスワークで勤務していきたければ、思いきって購入してしまいましょう。
＜身につけておきたい具体的なExcelのスキル＞
Excel（sum関数、ピポッドテーブル、V lookup）
企業では、WordよりもExcelの使用頻度が高いのですが、事務の業務スキルが未経験な分、Excelの基本操作でも、この３点の機能を使える、というITスキルアピールが出来るようにはしておいてください。
＜業務スキル＞
ファイリング、請求書、在庫管理、備品管理、受発注伝票入力、売上・仕入れ入力、納品書発行、請求書発行、各種登録入力、書類作成、来客応対、電話取次など、事務といっても、ビジネス上における業務が浅く広く、対応できなければなりません。そのため、データ入力経験
があるだけでは、簡単に事務といっても、転身することが出来るわけではないのです。

≪経験談≫
データ入力は、期間が１か月～３カ月単位くらいの短期の期間であることがほとんどです。
短期経験が多い人こそ、長期現場の企業様からすると、長期慣れしていなことを不安視し、なかなか採用の決断が出来なくなります。
現に、私自身も営業担当者として、こういう経験がありました。
入社後、１週間経過して間もなく、「頭痛のため、お休みをもらいました」とスタッフ（女性）さんから、連絡が入りました。。
生理痛的なものかと思い、それほど、気にはしておりませんでした。。
しかし、それから、その翌週に、今度は、木曜日に「風邪で、休みました」ということで、連絡が入りました。今度は、風邪かあ。。と思いつつ、風邪ならば、仕方がないな、と思っておりました。
そして、次の日の金曜日も休み、そのまま、週末の土日に入ってしまいました。。
心配だったのが、土日明けです。入社早々に、これだけ、休んでいるので、月曜日も休んだ場合、さすがに、派遣先から、警告を受けるだろう、と・・・。そのため、日曜日に、月曜日に出勤出来そうかの、連絡をメールで良いので、ください、と、連絡しておきました。
しかし、日曜にには連絡は来ませんでした。。
嫌な予感はあたりました。月曜日の朝一で、お休みしました、と。。
これは、ヤバい！と、すぐに派遣先に連絡を入れました。
既に、かなりお怒りの状態です。。
入社スタートしてから、2週間の間に、４日間も休めば、当然です。
さすがに、僕も、何かあるんじゃないか、と、本人確認をしました。本人は、本当に、体調不良だけで、明日からは、行けます、大丈夫ですと。。
しかし、さすがの、僕も、派遣先に謝罪に行き、状況を説明しました。
その上で、明日からは、大丈夫と言っておりますので、本当に申し訳ございません、と。
ただ、これが最後のチャンスだと、派遣先からは、釘を刺されてしまいました。
次、休んだら、アウト！と。
そこは、派遣元としても、本人へ、しっかり指導しました。
そして、翌日。。朝から雨です。。
少し、不安でしたが、行ってくれているだろう、と信じ祈るような気持ちでした。。
９：００過ぎに、派遣先から電話が。。
来てません。　
終わった。。。
それでも、派遣先の担当者は、連絡がとれれば、今日来てくれれば、まだ、なんとか、上司には、かくまってあげようと思ったのに。。と。
言ってくれていたのです。
このスタッフさんは、このまま連絡が取れなくなりました。
バカヤロー
≪コラム≫
このことから、僕が何が言いたいか、わかりますか？
短期慣れや、不規則な登録制の派遣慣れ（行きたい時に行けば良い体制の派遣）をしていると、こういう長期型の連続勤務をした時に、このような、悪い面が出てしまうケースがあります。
そいういう意味で、ほとんどの企業というのは、実は、このような例のスタッフさんに対する苦い経験を何度かしている、と思ってもらった方が良いです。そのため、同じ失敗をしないために、段々と採用基準が厳しくなっていった、という背景があるのです。
そのため事務などで、長期勤務経験があるかどうか、を選考時に見たりしてきます。

一方で、スキルとして、データ入力のお仕事は、Excel・Wordというよりは、そのほとんどが、企業の独自の専用端末や専用ソフト画面による打ち込みとなり、氏名や住所、数字など、テンキーにて、ひたすら入力していけば良い、という業務の特性があります。
その分、PCスキルも問われません。ですから、データ入力では、タイピングのスピードと正確性が問われるため、大手派遣会社ですと、事前に、入力速度テストを実施するところがあるわけです。その点、事務職では、入力のスピードが速いことに越したことはございませんが、速さやブラインドタッチのアピールほとんど重要視されず、それ以上に、
やはりExcel・Wordなのです。
もし、キミがExcel・Wordに自信がない、ということでしたら、安いパソコンで十分ですので、購入することをお勧めします。
そして、独学でExcel・Wordの勉強をすることをお勧めします。できる本シリーズの、できるExcel、できるWordが、お勧めです。
自分のペースで構いませんので、本に沿って、実際にパソコンで動かしながら、やっていきましょう。
少しずつ、おもしろく思えるようになってくると思います。

とにかく、事務のお仕事がしたいんです、でも、Excel・Wordは、出来ません、という人が、あまりにも多すぎます。
データ入力のお仕事をやっている間に、次のキャリアUPの準備をして下さい。
それでは、次ページにて、データ入力のお仕事から、OA事務へキャリアUPするための、実例をお見せしますので、ご参考にして下さい！！