ITの資格もピンからキリまでございますが、正直、キミは、いったい、どの資格をとったら良いのか、わかりますか?
学校が推奨するもの、資格学校がカリキュラムとして扱っているもの、ハローワークが職業訓練として行っているもの、と、様々ございますが・・・
僕が、普段、皆さんと登録面接をしていて思うことは、資格について、かなりの思い違いの乖離があることがわかります。
実際、IT業界という世界は、正直、資格よりも、実務経験が見られるため、実務さえしっかり経験があれば、資格なんか、なくとも問題はありません。
ただ、ここでは、異業種・未経験のキミも対象にしているため、そういう意味での、資格、というアピール材料を作る、ための実態を教えます。
IT業界の職種<異業種・未経験からなれる職種>でも、資格については触れておりますが、ズバリ、現在、資格があれば、実務がなくとも、アピールとなり、さらに実務があれば、より、アピールの材料になります、というのは、以下のものになります。
<資格保有者として、評価される資格> |
<CCNP> ベンダー |
<Oracle Gold> ベンダー |
<ITILファンデーション> 民間 |
<第1級陸上特殊無線技士> 国家 |
<情報セキュリティスペシャリスト> 国家 |
以上、5点が、最近の我々営業に流れている、お仕事案件の条件項目に入っていた資格の条件になります。
実務経験がなくとも、これさえあれば、OK!!という案件があったのも事実です。
しかしながら、ここでは、キミがもっと身近で、良く聞く、他の資格は出てきておりません。
例えば、ITパスポートや基本情報処理技術者、マクロソフトのMOUSやMOTと言ったもの。。。
これらは、実際問題どうなのでしょうか?
正直、言いましょう。
残念ながら、あまり評価対象にはなりません。
これらの資格は、何もないよりは、持っていれば、という程度で、これがあるから、採用に結びつく、ということではありません。
これらはなくても良いので、実務経験があってほしい、というのが、企業の本音です。
では、いったいどうしてなのでしょうか。
ITパスポートや基本情報処理といった資格は、勉強したことがある人にはわかると思いますが、本当に知識資格となります。
ITというものを広く浅く理解する上では、非常に有効な勉強になりますが、実務に必要な知識か、というと、そういうことではありません。
また、マイクロソフトのExcelやwordといった資格は、あれば越したことはないですが、実務上での作業経験があれば良く、Excelのプロがほしい、Excelの作業のみに特化したお仕事、というのは、現実、滅多にありません。
ですので、Excel・wordというのは、あくまでも、基本操作が出来ればよい、という表記の仕方が多いことに気づくと思います。
ただ、ExcelのマクロやVBAが出来る、というレベルであるならば、資格でアピールすることは可能です。
ですから、Office資格に関しては、どうせ取るならば、基本操作ではなく、上級レベルの資格を取得するようにがんばってください!
逆に、なぜ、CCNAやCCNP、Oracle Goldなどのシステムベンダーの資格は求められるのでしょうか??
これは、単純に一言で言ってしまいますと、現実社会においては、非常に多くの企業がCiscoルーターや、オラクルのデーターベースを導入し、利用しているから、ということになります。
それであれば、マイクロソフトのOfficeの方が身近ではないのですか・・と思うかもしれません。
はい、確かにそれはそうなんですが、何度も言いますように、あくまでも、システムからすれば、報告書などのサブの作業であり、メインはシステム構築・運用や、データベース管理などになるからです。
ただ、それでも、設計書や仕様書、マニュアル、ドキュメント、議事録、進捗管理、スケジュール管理など、大事なものは全て、Excel、Wordであることも事実です。
しかし、これらは、Officeの資格があるから出来るわけでもなく、資格がなくても出来るものであるため、それよりは、実務経験で携わったことのある人の方が、慣れている、という言葉が一番合っていると思います。
いずれにしましても、日常利用しているシステム(ベンダー)資格の方が、即戦力となり、実務に活きる、ということになるわけです。
ただ、少し、矛盾してしまいますが、そうは言っても、全部が全部そうなのか、ということではありません。
例えば、Javaの資格などがそうです。
Javaは、今や、プログラムでは、代表的な言語となりましたが、このJavaの資格があれば、採用に有利になるか、というと、これがまた、全く関係ありません。。。
全く関係ない、というと、少し言い過ぎかもしれません。
しかし、ほぼ、そのようになってしまうのです。
と言いますのは、プログラマー、開発のお仕事というのは、少し、かってが違います。
プログラムこそ完全に、実務上による評価になります。
プログラムは、日常からやっていないと、忘れてしまう業務であり、資格があるから出来る、というものでは全くありません。
プログラマに関しましては、資格や知識よりも、何のシステム開発に携わってきたか、何年くらいの開発経験があるのか、ブランクはないか、他に、何の言語が出来るか、やってきたか、その時に使用したフレームワークは何だったか、業界は・・・・などなど。
まさに、実務経験のオンパレードで、知識、独学、資格の問いはありません。。
これが、プログラマにおける実態です。
ですので、プログラマに関して言えば、資格は関係ありません。
つまり、ここで、登場し説明している資格というのは、プログラマ、開発者ではなく、サーバー構築、ネットワーク運用保守などに対しての資格、ということになります。
これが、本当の資格の意味、価値になります。
その上で、実は、ITだけではなく、業務上の知識があると、非常に、有利になります。
例えば、英語や、情報セキュリティ関係、財務会計、簿記など、こうした資格があると、さらに、ITの資格だけでなく、書類選考上、より、有利になります。
ITだけが詳しければ、良い、というものでもありません。結局、会社という組織の中で、各業務があり、そのために、ITのシステムが必要だ、ということになります。
そのため、外資系であれば、外国人との会話が可能だったり、英語のマニュアルが訳せたりする方が、まったく英語が出来ない人よりも、採用になるのは目に見えてわかりますし、証券や為替などのシステムの業務であれば、金融関係の知識や、会計の資格など、ない人よりは、ある人の方が、ITと言っても、やはり業務知識がある人の方が、最終的には強いわけです。
そういう意味で、ITの資格だけに、とらわれず、業務知識の勉強を考えることも、非常に大切です。。。
ただ、ですね。。
僕は、営業マンだから、こうして簡単に言っておりますが、実態は、ITも出来て、英語も出来て、会計知識もある、というような、三拍子そろった人は、そうそう簡単にはおりません。
普通は、あっても、ITと英語、英語と業務知識、など、2点で、3点を兼ね備えた人、というのは、本当に稀です。
そして、ほとんどの人が、通常は、やはり、1点で特化しておりますね。
仕事をしている中で、目の前の自分の業務だけで、日々精一杯なわけですから、そう間単には、2点も3点も、というわけにはいきません。
しかし!
その1点だけでも、実態はあまり勉強をしていない、という人の方が割合として多いです。
だから、もし、キミに本気でやる気があるならば、2点、3点を狙いに行くべきです。
本当に大変ですが、それを身につけた自分がいれば、人生を変えることができます。
皆よりも、一つ差をつけることが出来るようになります。
そういうスタンスで、この資格のことを考えてみてはいかがでしょうか。。。
資格は勉強するならば、やはり合格してもらいたいですが、仮に、合格しなくとも、それにより、自分の幅や知識が必ず、広がります。
たとえ評価されないからと言って、決して無駄になるわけではありません。
もし、興味があるならば、自己啓発の一環として、チャレンジしてみる、というのでも良いかもしれません。
ただ、受験料は安くはないですけど・・・・
キミに分かり易く見てもらえるように、IT業界の資格一覧を作成してみました。
ぜひ、参考にしてみてください!!!!
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