■媒体選び
インターネットが普及する前までは、求人というのは、求人誌で応募するのが当たり前で主流でした。そこからフリーペーパーというのも生まれました。しかし、インターネットが普及した現在では、フリーペーパーですら、ネットには、勝てない時代となりました。この流れは、私達、IT派遣会社の方でも、同じです。そして、IT派遣会社の見解としは、ネットが普及している現在において、お仕事がITであるにもかかわらず、現代で紙の媒体から求人を掲載する、ということ自体考えからなくなりました。と言いますのも、この時代で、ITのお仕事を希望されている方で、紙媒体で応募してくる、というのは、逆に、PCを持っていない、ネット接続の環境がない??と疑ってしまいます。逆に、ネットで応募されてくる方々は、当然、ネットから応募してきますので、最低でも、PCを持っていて、インターネットにはつながっている、と判断出来ます。実は、こうしてここから既に、採用までの選考が始まっているわけです。ですから、まず、求人に応募するのは、ネット媒体から応募する、ということが当然になります。
■PCとモバイル
ネットから応募して来られる方には、自宅にPC環境があるだろう、という予測が出来る、と言いました。しかし、ネット応募には、携帯のモバイル応募が出来る、という皆さんにとっての利点があります。これは文明の発展ですばらしいことです。しかし、モバイルの良さとして、非常に手軽で便利なのですが、小さいだけに、PCよりも、モバイル応募の方は、応募項目に対する、例えば、経歴のエントリー記載入力内容が、どうしても乏しくなる、という特徴がございます。場合によっては、エントリーだけで、項目を記載してない応募もあります。。一般派遣の軽作業系などであれば、これだけでも良いかもしれません。しかし、ITの場合、実務経験やスキルが非常に重要になって来ます。ですから、実は、我々営業担当者は、エントリーがありますと、応募案件に対して、エントリー内容をチェックし、そこで、まず、第一段として、登録面談をするかしないかの、選考をさせてもらっております。そのため、エントリーシートをしっかり記載して頂かないと、エントリーの段階で、アピールが弱く、選考漏れになる、ということになってしまいます。ですから、モバイルで応募するのであれば、面倒でも、しっかり入力することを怠らないようにしてください。それがおっくうなのであれば、やはり、PCから入力されることをお勧めします。
■電話による応募
ネットで求人を確認し、直接、お電話による応募をする場合は、どうでしょうか。紙媒体の時代は、応募手段が電話しかありませんでしたから、それが当たり前だったのですが。。我々派遣営業担当者は、実は、電話による応募の場合、このような見解で電話で受け付けをしております。電話をしてくる方、というのは、PCやモバイル応募の人よりも、積極性がある、と。事実、PCやモバイルからの応募を優先する人の中には、電話が苦手だから、PCやモバイルをうまく活用する、という人もおります。ですから、お電話で応募される人は、好印象である、というのが、我々派遣営業担当者の本音です。では、電話で応募した方が良いのですね??ということか、というと、続きがあります。。電話の場合、電話しても、その案件の担当者が不在だったり、担当者が忙しい時に電話をしてしまい、十分な対応をしてもらえなかったり、などのデメリットもあります。。そして、一番のポイントは、ITの場合、せっかくお電話で案内しても、結果、その方の案件に対するスキルが足りないと、断らなければならない、ということになってしまいます。しかし、正直、我々派遣営業担当者は、お電話で直接そのまま、お断りすることに懸念してしまう、というのが本音でもあります。ですから、結論から言いますと、緊急案件で、本当に急ぎで人を探している時は別にしても、通常の応募の場合には、やはりPCによるエントリー応募をして頂いた方が、一番良い、ということになります。
■大手派遣会社と中小企業の派遣会社、ベンチャー企業
派遣元が大手であっても、中小・ベンチャーであっても、派遣元で勤務するわけではありませんので、その点で言えば、あまり気にすることはないと思います。しかし、当然、大手と中小・ベンチャーとのメリット・デメリットは、ございます。一番は、大手は、案件数にしても人材にしても質よりも量で運営しているのに対して、中小・ベンチャーは、量よりも質で、運営している、ということです。わかりやすく言いますと、大手ですと、一つの案件に対して、応募者数の競争率が非常に高いため、エントリーで、経験・スキルのアピールで目立つことが出来なければ、簡単に選考漏れしてしまう、というのが現実です。つまり人材数に余裕があるため、人材を選べる余裕があるわけです。逆に、中小・ベンチャーであれば、当然、その点は、大手にはかないません。ですから、1件の応募でも、大切に検討しますので、大手よりは、人材に対する対応が必然的に良い、のが特徴です。ただ、それでも、やはり大手の方が、案件数や、規模的な面、採用までのスピードで言えば、マッチングすれば、強いので、その点は否めません。。いずれにしましても、細かな説明は、ここでは割愛しますが、結論から言えば、皆さんは、両方に応募、エントリーすることをお勧めします。
■給与条件
キミは、同じ案件の募集が、別々の派遣会社によって、掲載されているのを見たことがあると思います。同じ案件であれば、見るところは、当然、給与条件になりますよね。そこで、これは、正直にお話しますが、大手の派遣会社の方が、給与条件が高く設定されていることは否めない事実です。このことは、様々な会社の事情がありますが、簡単に言いますと、やはり、大手の方が、お金があるから、ということになります。これに対して、中小・ベンチャーは、大手がいくらで給与条件を掲載しているから。。ということで、この給与条件に対抗しようとします。そうすると、自らの収益を圧迫することになってしまいます。中小・ベンチャーは、価格競争に乗り出すと切りがない上、最終的には、大手には勝てませんので、これに応戦しようとはしません。
このことで、負けることは仕方がない、と割り切って判断します。では、この案件は、大手が勝つのか、というと一概にそうではありません。というのも、派遣先は、我々派遣会社に提示している取引金額、というのは、ほぼ同じ条件になるからです。そうなると、仮に、応募で掲載している、大手の派遣会社の条件は、派遣先に高く交渉するか、自社で、負担するか、のどちらかになります。自社で負担をする場合は、別として、派遣先に価格交渉する場合は、派遣先も当然、難色を示すわけです。当然、なるべく安い金額の条件で、取引をしてくれるところを選択したいわけです。こういうケースであれば、中小・ベンチャーにもチャンスがあります。元々派遣先が提示している金額の条件で対応しようとするからです。しかし、反面、皆さんの給与希望条件を自社の負担で賄おうとすると、収益を圧迫してしまうため、この手段は、極力行いません。つまり、派遣先の元々の提示取引条件額の中で、自社の収益も確保し、皆さんに対する給与金額を決定する、という構図です。そうなるから、当然、大手よりは、中小・ベンチャーの方が、給与条件が劣ります。。しかし結果的に、派遣先が安い取引条件の派遣会社を選択すると、中小・ベンチャーの条件で、OKをしてくれたスタッフさんの方が、結果的に採用となり、就業可能となる、という現実があるわけです。しかも、この事実は、少なくはなく、意外と多い現実があります。その点、もちろん、キミも、何でもかんでも、条件を低くすればよい、ということではありませんが、逆に、給与条件を強気で、こだわりすぎ、下げなすぎると、結果的に、就業の機会を逃している、という事になってしまいます。これは、不況になればなるほど、このことが言えます。ですから、まず、お仕事に就きたい、と望むならば、給与条件をある程度は、柔軟に対応できるようなスタンスでいることが、結果的に、早く、職に就くことが出来る、と思ってもらった方が良いです。
■まとめ
上記のことを踏まえ、あとは、正直、この派遣のお仕事に就く、ということは、タイミングや運なども、真面目にございます。そいう意味では、どこの派遣会社でも、その時その時の状況もありますため、良い意味で、応募、エントリーの段階では、派遣会社を良い意味で絞り込みすぎない方が、就業成功の近道であります。ですから、冒頭でお話しましたように、応募の段階で、絞り込みしすぎるよりは、柔軟に、大手かた、中小・ベンチャーまで、あるていど、数打てばあたる、の法則で、どんどん応募はした方が良いことは、言うまでもありません。
ここは、悪い意味で遠慮せずに、積極的に、応募エントリーをしていくことを
お勧めします。
がんばってください!
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