ＩＴ業界の職種

	２1職種
1.	<評価検証（スマートフォン・カ―ナビ・複合機プリンタ等）>
2.	<OA事務・OAオペレータ>
3.	<LAN工事・PCキッティング>
4.	<コールセンター・テクニカルサポート>
5.	<ヘルプデスク>
6.	<サーバ監視・汎用機オペレータ>
7.	<サーバ・ネットワーク運用保守>
8.	<サーバ設計・インフラ基盤・構築>
9.	<ＰＧプログラマ（汎用系・オープン系・組込み系）>
10.	<SE（システムエンジニア）>
11.	<PL（プロジェクトリーダ）・PM（プロジェクトマネジャ）>
12.	<PMO（プロジェクトマネジメントオフィシャー>
13.	<セールスエンジニア（プリセールス）>
14 .	<システムアナリスト・ITコンサル・中小企業診断士>
15.	<SE支援、PM補佐>
16.	<Webデザイナー・コーダー・ディレクション>
17.	<人事総務・財務会計・経理・内部統制（SOX法）>
18.	<英語　通訳（会話）・翻訳（メール・読み書き・ドキュメント）>
19.	<ラウンダー営業・営業支援・仲介調整（ブリッジＳＥ）>
20.	<移動体通信（施工管理・電波測定・運用監視）>
21.	<移動体通信系基地局CAD>

以上が、IT業界における職種となります。
と言っても、イメージがつくものと、何となくしかわからないもの、全くわからないものなど、キミにとっても様々でしょう。

実際に各職種が、どのような内容で、どのくらいのスキルが必要で、いくらぐらい稼げて、将来性はどうなのか、は、別の章で、解説しておりますので、そちらをご参考にしてみてください！

ここでは、先に、実際に異業種や未経験などからITエンジニアになれる職種！について説明させて頂きたいと思います。

異業種・未経験から目指せる職種
2．<OA事務、OAオペレータ>
4．<コールセンター・テクニカルサポート>
5．<ヘルプデスク>
18．<英語　通訳（会話）・翻訳（メール・読み書き・ドキュメント）>
19．<ラウンダー営業・営業支援・仲介調整（ブリッジＳＥ）>
20．<移動体通信（施工管理・電波測定・運用監視）>

以上、６職種になります。

「えっ　６職種しかないのー？？」って感じでしょうか？

そうなんです。
残念ながら、真面目に６職種です。

数年前までは、そうではなかったのですが、年々、異業種・未経験からの入り口の敷居が高くなっていってしまい、今では、この６職種からしか、異業種・未経験から、IT業界に入ることが困難になってしまいました。。。

それでも、この６職種の中から、ＩＴ業界へ転身するきっかけをつくり、そこからキミのＩＴ人生のキャリアＵＰ、ステップＵＰを目指して行けば良いのです！

がんばってください！

それでは、６職種についてのポイントをご説明したい、と思います。

２．のOA事務、OAオペレータであれば、「Excel・word」の基本操作は、もちろんのこと、Excelで言えば、＜VLookUP＞＜ピポットテーブル＞は抑えておいた方が良いスキルです。

また、加えて、PowerPoint、Accessが、基本操作でも、出来た方が有利であることは否めません。

４．のコールセンター、テクニカルサポートは、出来れば、何かしらの通信系、光回線やADSL等のサポート対応だったり、例えば、損保や生保系などのシステムサポート、PCでなくとも、メーカーの、プリンタ、薄型TV、DVDレコーダなど、そいういうハード機器対応のサーポート経験、もしくは、ゲームやパソコンソフトなどのサポート経験があると、かなり有利です。

５．のヘルプデスクは、出来れば、コールセンターやテクニカルサポートの経験があった方が良いですが、なくとも、PCインストラクター経験や、ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの販売店でのPC・プロバイダーフロア経験、秋葉原等のパソコンショップのパーツ販売等の経験があるとベストです。

その上で、さらにＬｐｉｃやCCNA等のＩＴ資格を持っていれさえすれば、一気に、IT業界のヘルプデスクに入れるチャンスが広がります。＋趣味で、自作PC経験や家庭内LANなどの経験があれば、かなりの確率で選考対象に選ばれます。

１８．の英語は、英検というよりは、TOIEC７５０点以上や、ビジネス英語の実務経験が条件であったりします。また、留学経験よりは、TOIECの点数の方が、選考基準の目安になったりします。

TOIECがあって留学経験があるとアピールになるのですが、留学経験だけではアピールにはなりにくいのが現実です。。

そういう意味で、英語のお仕事を目指す人は、ＴＯＩＥＣの点数で、７５０点以上を取得してださい。反面、９００点以上あれば越したことはありませんが、別にそこまで点数にこだわる必要はありません。

正直、７５０点以上あれば、英語の選考基準の目安としての点数では十分です。

また、ワーキングホリデーの経験や海外生活が長ければよい、というものでもありません。むしろ、日本企業の勤務経験がないと、選考からはずされるケースがあります。日本企業文化、慣習を知らない、経験がないことの方が、英語が出来ても、アピールにならないことを知ってください。。

その点は、ホテル業界などに就業するのであれば問題はありませんが、会社組織、日本の企業で就業するのであれば、必ずチェックされるポイントのひとつになります。

それからまだあります。ただ英語だけ出来れば良い、というものではありません。今やPCスキルはセットだと思ってください。Excel・word、PowerPoint、は最低限アピールできるようにしておいてください。

そして出来れば、PCパーツ、周辺機器、家庭内LANなどの知識、資格であれば、ＩＴパスポートや基本情報処理、CCNA、などの資格があれば、英語＋ITで、一気に、キミの価値が高まります！！

これで、ようやく日本語しか出来ない人と差がつくのです！！

英語が出来る人の多くが、英語が出来ればアピールできると思い込んでいる人が本当に多いため、この点は大きな誤解ですから、十分注意してください！

１９．のラウンダー営業や営業支援、仲介調整（ブリッジＳＥ）は、出来れば、通信業界などのＩＴに関連する経験があった方が、全くの異業種営業経験だけよりは良いです。

ただ、２１職種の中でも、コールセンター、営業系のお仕事は、一番人気がありません。。皆、やりたがりません。

なぜならば、技術系のお仕事では、コミュニケーションスキルよりもＩＴスキルを希望する方が多いからです。

そのために競争率が低いので、そういう意味では、チャンスの幅が一番高いのも特徴の一つです。

それでも、趣味で自作PC経験や家庭内LAN経験、及び、ＩＴ資格のＩＴパスポートや基本情報処理、CCNA、などの資格がある方が、より確実です。

最後に、２０．の移動体通信（施工管理・電波測定・運用監視）ですが、これが現在では、一番、異業種・未経験から、転職できる職種となっております。

というのも、移動体通信は、急速に広がるスマートフォンの影響で、通信インフラ環境整備が追いついておらず、人手不足が深刻な状態だからです！

ですから、今のところ、経験がなくとも、資格があれば入れる、という入り口になっております！

では、その資格は、なんなのか、と言いますと。。
＜第1級陸上特殊無線技士＞の資格になります。

国家資格になります。

おそらく皆さんは、あまり聞いたことがない人が多いと思われます。

ただ、実は以外にも、かなり昔からある資格です。

工業高校などでは、本人の選択により、学生中に取得出来る資格でもあります。

現況では、まだそれほど資格を取得するまでの敷居が高くなっておらず、今が取得のチャンスだと思ってください！

ここでは、詳しい詳細は割愛しますが、とにかくこの資格を持っていれさえすれば、選考対象の条件に入れるという状況であります！

で、この職種のことを少し具体的にご説明しますと、スマートフォンや携帯電話のアンテナ基地局関連のお仕事で、最近ではCADのお仕事まで入ってきおります。

このお仕事が、われわれ派遣会社に依頼が入ってくるようになりましたのは、本当に、ここ２、３年の動きです。

では、なぜ、ここに来て、急遽、現れたのでしょうか。

実はこの分野は、NTTやKDDI、ソフトバンクなど、が、ノウハウ漏れを警戒して、基本は、正社員のみで対応する、ということだったようです。

しかし、スマートフォンの登場から、通信アクセスの需要が一気に高まり、通信速度のニーズも求められるようになっていく中で、ウィルコムや、イーモバイルなどの参入も負けずに台頭してきました。

そのため、急速に競争が激しくなり、価格競争と同時に、通信障害が多発するようになり、安定した通信アクセス、つながりやすさ、が求められ、競争に勝つための条件になっていっております。

そういうこともあって、アンテナの増設、通信インフラの需要が一気に必要にせまられ、その分、正社員だけでは人手不足な状態になって、外部に頼まなければ、とても追いつかない、ということになっていったようです。

その外部、というのが、私達、人材派遣会社、ということなわけです。

こうして、現在、ようやく我々第３者に移動体通信のお仕事がまわってきたところですから、まだまだ経験者が少ない状況なのです！

つまり、まさに今、この職種に参入するのは、非常にチャンスな状態です！！

ですから、こういう言い方は大変失礼ですが、中途半端にPCエンジニアを目指すくらいならば、もしくは、PCエンジニアのスタートが出遅れてしまっているならば、逆に、PCエンジニという土俵で戦わず、これからの新しい移動体通信の分野のエンジニアとしてスタートし、先行し、逃げ切る！！という道を考えても良いのではないでしょうか。

最近の登録面接では、志のある方には、このようにお話しを進めさせてもらっております。

今がチャンスです！
まだ、資格試験の合格基準も敷居が高くはありません！

聞いてみてどうですか？

この６職種をきっかけにして、キミも、キミのスキル・キャリアUPを目指してがんばってください！

ただここで問題がございます。
キミに言わなければならないことがあります。

年齢には制限があります。

今のキミが、新卒や第２新卒のような新人、２０代の人ならば、人生これからですから、真面目に本気で取り組んでください。

既に、キミが３０代後半から４０前半～であれば、大変申し訳ございませんが、特に男性は、ITは趣味として、考えて頂いた方が、身のためです。

さらにキミが、４５歳以上であれば、男女ともに、IT業界は無理です。憤るかもしれませんが、真面目に諦めてください。それが、自分のためです。

IT業界は、若手市場になります。

そして、年齢を重ねれば重ねるほど、実務経験の実績、及び、リーダー経験など、マネジメント経験が求められます。

また、派遣先のリーダーが、３０代前半の方だったりしますと、自分より年上は扱いにくい、ということで、年齢だけで選考対象からはずされてしまいます。

このことは有名なお話です。
こういう業界なのです。

普通は、なかなか、ここまで、ストレートには言ってもらえません。

だからこそ、ここで、僕が本当のことを言っているのです。

どうですか。