▼専門事務系
・経理事務からITへキャリアUP!
<実務案件 A級>
※ここでご紹介している案件は、時代やその時の流行りなどもありますので、実際に今現在募集しているものである、とは限りませんので予めご了承ください。しかしながら、なるべくIT業界で周期的に発生している案件、定着している案件、毎回パターン化している案件など、キミにとって現実味のあるリアルなものだけを選び抜いて掲載しております。ですからキミは、こういう案件であれば、現在のキミのスキル・キャリアレベルから転職していくチャンスがある、という意味で、解釈、参考としてください。キミの健闘を祈ります。
敷居の低い順=レベルの低い順から、C級(初級)・B級(中級)・A級
(上級)・S級(プロ)と区分けして掲載しております。職種によって、その数は異なりますので、予めご了承ください。リアル感を出すために、あえて実際に、我々IT派遣会社に送られてくる案件情報をわざと掲載しております。しかし、機密情報などにより、勤務地(どこのユーザーか、勤務先現場がわかってしまう)など、お見せ出来ない箇所は割愛しております。尚、女性限定案件など、ここでお見せしている情報は、あくまでも取引における我々の情報であり、実際に皆さんに公募にて掲載するのは法律上出来ないため、リアルの求人募集では、これらを省いた情報を掲載している、と認識して下さい。逆に言えば、これが、実際の現実の中身である、という事です。
【案件名】
・業務会計パッケージ製品導入支援
コンサルティング
【案件概要】
・業務会計パッケージによる決算システムの構築
(コンサルティング)・導入支援
・連結決算処理対応
【作業内容】
・各企業の決算処理のコンサルティング業務
・会計パッケージ導入支援
※ 開発作業無し
【技術要件(必須スキル)】
・簿記2級資格の保有
・一般的なIT業界の知識
(PC、DB、サーバー・ネットワークなど)
【あれば尚可】
・要件定義フェーズ経験
・システム開発経験
【期間】即〜長期
【募集状況】交代要員
【人数】1名
【場所】一部お客様先作業あり(打合せ、導入支援時)
【国籍】日本人限定
【面談】2回
【稼働目安】180h
【就業時間】10:00〜19:00
【給与】30万〜50万(経験を考慮)
【備考】システム開発の流れを理解されていて、
長期的にコンサルティング業務を希望する方
<解説>
・「業務内容」
こちらはシステム会社(Sier)のお仕事になります。システム会社で開発した業務会計のパッケージソフト、決算システムをこれから導入する企業へのコンサルティングないし、既に導入して頂いている企業へのフォローなどがメインのお仕事になります。対象企業は連結決算のある一部上場企業の超大手企業になります。
・「適任者」
実はこちらの案件、当初は、システム開発経験、会計パッケージソフト開発経験のある方を希望しておりました。そのため、尚可スキルで、システム開発における上流工程経験、要件定義フェーズ、及びシステム開発経験というようになっております。ですから通常であれば、一般の経理経験者では、対象外の案件でありました。しかし、システム開発経験者、いわゆるSEの人はコンピュータのスキルがあっても、経理業務、簿記、決算の業務知識を兼ね備えている人はなかなかおりません。さらに大手上場企業の経理部長などとコミュニケーションを図ったり、時には、お酒なども交えることもあります。そういう人間対人間のコミュニケーション、泥臭いところの対応力が、かなり重要なポイントでもあります。そうすると、逆に、SEのは、対人間に対しては、苦手な人が多かったりします。当初は、これら全部を兼ね備えた人を真面目に探していたのですが、やはり現実は、なかなかそんな人は出て来ません。そのため、応募対象者を広げ、開発経験がなくとも、経理経験のキャリアレベルが高い人(連結決算経験があるなど)で、一般的なITの知識があり、且つ、コミュニケーションが図れる人、も求人を募ることになりました。ただし、ただ単に経理経験があり、コミュニケーションが図れる、というだけで、IT知識がない人ではスキル不足ということになります。ExcelやWordが出来れば良い、ということではなく、ITパスポート(旧システムアドミニストレータ)、や基本情報処理などのIT知識レベルがないとNGとなります。
・「メリット」
SE出身者で、経理業務の実務経験がなくとも、簿記2級の資格などを所持し、開発ではなく、コミュニケーションが主体のコンサルティング業務に今後キャリアUPしたい、やりたい、という人、や、経理経験が豊富で、出来れば連結決算の実務経験、なくとも、連結決算の知識がある人で、基本的なPCスキルがあり、会計システムに興味がある、今後覚えていきたい、などの人にとっては、非常にチャンスな案件です。対象が一部上場の超大手企業である、ということも経験値としては非常に魅力的です。これを機に経験を積めば、コンサルティング業務で独立することも夢ではありません。
・「デメリット」
所属する現場の環境は、良く言えば自由、悪く言えば放任環境にあります。基本、1日、1週間、月度の業務スケジュールは、自分で考え遂行していきます。日常においても、特に教えてもらいながら業務を遂行する、というのではなく、わからないことがあれば、まず、自分で調べたりし、どうしても聞かねばならないことは、他の人に、自分からタイミングを見計らい聞きに行ったりする、という能力が必要になります。社外では、大手企業の経理の責任者の人達とうまくコミュニケーションを図り、時には飲みに行ったりなど接待的なことも必要です。ですから、社内社外において、そういう環境でやっていける人でないと務まりません。日々の業務に対しては、あまりうるさく言われません。結果で判断されます。こいう環境がやりやすい、という人でないと正直、厳しいです。
・「総評」
経理財務会計+IT+コミュニケーションの3つを身につけることにモチベーションが高くもてる人がベストになります。世の中、2つまでならば、沢山該当者がいるのですが、3つとなるとなかなか対象者がおりません。逆に言えば、3つがある人であれば、貴重な人材となることが出来るわけです。また、これに加えて英語が可能で、国際会計などの資格もあったりすれば、4つになりますが、外資系の対応も可能となります。ちなみに私が担当したスタッフさんで、やはり国際会計の資格を持ち、英語か可能で、経理業務の実務経験がある人を提案しましたがNGでした。決算経験がなかったことで弱かったというのもあったのですが、それ以上にIT知識が極端に弱かったためです。Excel、Wordしか出来ず、一般的なIT知識がありませんでした。。ですので、今後、キミも経理財務会計の職種で、上を目指すのであれば、ITスキルが絶対に外せません。大手になればなるほど、ITによる業務効率、データ処理化が、必須です。経理業務とITシステムにおける企業運営における連携をどうしていくのか、ということをコンサルティングできるようにならなければならない、ということが現在のキミに求められるスキル、キャリアです。
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