▼専門事務系
・経理事務からITへキャリアUP!
<実務案件 B級>
※ここでご紹介している案件は、時代やその時の流行りなどもありますので、実際に今現在募集しているものである、とは限りませんので予めご了承ください。しかしながら、なるべくIT業界で周期的に発生している案件、定着している案件、毎回パターン化している案件など、キミにとって現実味のあるリアルなものだけを選び抜いて掲載しております。ですからキミは、こういう案件であれば、現在のキミのスキル・キャリアレベルから転職していくチャンスがある、という意味で、解釈、参考としてください。キミの健闘を祈ります。
敷居の低い順=レベルの低い順から、C級(初級)・B級(中級)・A級
(上級)・S級(プロ)と区分けして掲載しております。職種によって、その数は異なりますので、予めご了承ください。リアル感を出すために、あえて実際に、我々IT派遣会社に送られてくる案件情報をわざと掲載しております。しかし、機密情報などにより、勤務地(どこのユーザーか、勤務先現場がわかってしまう)など、お見せ出来ない箇所は割愛しております。尚、女性限定案件など、ここでお見せしている情報は、あくまでも取引における我々の情報であり、実際に皆さんに公募にて掲載するのは法律上出来ないため、リアルの求人募集では、これらを省いた情報を掲載している、と認識して下さい。逆に言えば、これが、実際の現実の中身である、という事です。
案件名 システム企画部署支援
・スキル:WORD EXCEL ACCESS 金融 証券 会計
・業務概要 :
会計データの修正
資料作成
データを引っ張って来るところから作成まで
内容は資産やその減価償却の集計・予測等のレポート
アシスタント 営業事務
・必須スキル
簿記レベルの会計基礎知識
勘定科目の意味を理解してる
減価償却の概略がわかる
EXCEL関数(VLOOKUP、IF等)やピポッドテーブル経験
ACCESSのクエリー経験
・向いている人
細かい作業を地味に行える人
急な依頼(前日の休日出勤依頼や直前の残業依頼等)に対応できる人
理解度、資料作成が速い人
勤怠に問題なく、真面目で実直な人
・人数 1人
・年令 28才〜40才
・給与 30万前後(スキル見合い)
・外国人可否 否
・面接回数 2回
<解説>
・「業務内容」
まず案件内容から推測出来ることは、@とある企業A社様のシステム企画部署内にての作業か、A金融証券系の企業様のシステム企画部署内にての作業か、のどちらかでの作業になると思われます。その中で、@であれば、A社が、特定もしくは複数の金融、証券会社から依頼を受けて、会計データの修正を請け負って行っている作業となり、Aであれば、とある金融証券系の企業が抱えている、顧客の会計データの修正処理作業となります。@Aのいずれにしても、具体的な作業内容としては、Accessのデータベースから会計データを抽出し、そのデータを元に、データを修正したり、資料作成をしたりする、というお仕事になります。そのデータの内容は、とある企業様達の資産の、過去から現在に至るまでの減価償却の集計や今後数年先の予測値を割り出した減価償却の数値に対するレポートなどを企業様毎に作成する、といったような内容になります。また、システム企画部署、というのは、Bこの作業を行っている人が既にいて、その方のサポートで入るか、もしくは、Cこの作業を行っているのは、システム企画室の営業などの人が、自分の顧客に対して個々に自分で対応処理しているか、で、事務処理の対応が間に合っておらず、この作業のサポートで入ってもらうか、などのポジションの立ち位置になると思われます。いずれにせよ、システム企画部署には、企画提案営業のような人がいたりするのでしょう。と言いますのは、アシスタント営業事務という記載があるからです。
・「適任者」
案件内容の必須スキルから、経理財務の業務知識においては、経験ではなく知識で良い、という条件となっておりますので、経理財務経験者の多くは、大抵の方が、簿記の資格などを持っていたりするので、簿記レベルの会計基礎、勘定科目の意味、及び減価償却の概略に対しては、だいたい知識として大丈夫でしょう。それ以上にポイントとなりますのが、ITのスキル面となります。ITのスキルは経験者が条件となっておりますので、Excel関数(VLookUpやIF、ピポッドテーブル等の関数)やAccessクエリ―の経験がポイントとなります。つまり、ここからわかることは、経理財務の業務知識は、基本的なところを抑えていればOKで、それ以上に、求められているのはPCの業務経験となっております。また一方で、キャリア・スキル面がOKであったとしても、環境体制面や求められている人物像に対して、お互いにOKかどうか、というところが、最終的な採用の判断基準となるでしょう。と言いますのは、この案件に向いている人、という記載で、具体的な事が記載してあるからです。細かな作業を地味にコツコツやることが好きで、急な休出や残業依頼の対応が可能で、且つ、理解度、資料作成が速い人、そして、勤怠に問題なく真面目で実直な人。。ということで、かなり事細かく具体的な人物像を求めております。これは、この企業様が、今まで何人か人材を配置して来た中で入れ替わり立ち替わりしているうちに、最終的にこういう人が一番ぴったり合う人だ、という結論に至ったのでしょう。しかし、そうは言っても、スキル、キャリアを含めて、この人物像、という3点全てを持ち合わせている人もなかなか世の中にはおりません。ですから、ITスキルの経験があり、資料作成が好き、得意であれば、あとは、キミ自身が、こういう環境である、ということを予め聞いているわけですから、それを承知の上でやる覚悟があるかどうかになって来ます。
・「メリット」
経理財務経験の人で、Excel、AccessのPC経験がある人であれば、PCを駆使した経理財務業務としてのスキル、キャリアUPを図ることが出来ます。また、同じ経理財務経験者でも、減価償却業務の経験者、という差別化が出来、自己アピールポイントを持つことが出来るようになります。
・「デメリット」
突発的な残業や休出に対応出来るスタンスがないとダメなため、プライベートの予定が立てられないや、約束を変更しなければならないなど、ある程度、仕事を優先したライフサイクルが必要となります。全体的には、平均的に稼働が高いか、暇な時と忙しい時の差が激しいかのどちらかの環境であると思われます。
・「総評」
経理財務の業務経験や知識が高いだけで、PC経験が乏しいと、採用にはなりません。つまり基本的なExcel、Wordということだけですと、NGとなってしまいます。少なからず、中級レベルのExcel、AccessのITスキルが要求されております。しかし、この案件に限らず、今の世の中、社会一般的なビジネスにおけるExcel中級レベルと言いますのは、VlookUP、IF関数、及びピポッドテーブルの3つは、必須スキルとなっております。規模の大きい会社、データ量を多く扱っている大手企業であればあるほど、この傾向は強まります。そしてもう一つが、Accessです。Excel、Wordの経験はあっても、Accessの経験はない、という人が多いのも現実の世の中です。仮に、Accessの経験があったとしても、クエリ―経験まではない、というのがほとんどの人になります。ですから、逆に言えば、これらのExcel、Accessのスキルを身につけてしまえば、世間一般的なビジネスにおいて、非常に貴重な人材として高く評価されます。そのため、もし、キミが今の時点で、経理財務経験はあるけれども、PCが弱い、ということでしたら、一旦、一般事務でも良いですから、このExcel、Accessの実務経験を積めるところで就業することです。もしくは、PCスクールなどに通い、習う、資格をとるなどでも結構です。一旦、遠回りに思ってしまうかもしれませんが、急がば回れです。騙されたと思ってやって見てください。一度見に付けてしまえば、あとは、本当にお仕事探しが楽になり、キミからお仕事を選べるようになることも可能です。あとは環境面や体制面だけで判断すれば良くなるわけですから。経理、財務、会計は、専用システムや専用ソフトをはじめ、企業にとって、特にITとの
連携が重要な業務です。そのため、業務知識だけではなく、ITスキルを身につける事です。業務知識だけならば、世の中沢山おりますので、税理士でもならない限り、アピールが出来ません。かと言って税理士になるのも、狭き門です。税理士になって侍業で食べていくのもさらに難しいです。それであれば、ITスキルを身につけてしまった方が、断然有利です。がんばって下さい!
案件:経理システムの業務支援/女性限定
【期 間】 長期
【内 容】
現場リーダの指示に従いexcel,wordを使用して、
設計書起こしを担当して頂きます。
開発ではなく、情報システムでの雑務に対して前向きな方
【必 須】 下記の条件全てを満たす方
@ヒューマンスキルとコミュニケーション能力が高い、
勤怠が良く、心身ともに健康な方
A経理業務の経験または知識。簿記の資格あれば尚可
Bexcel,word経験者
Cシステム開発プロジェクトにてSI作業を経験した事が
あれば尚可
【募 集】 5名程
【年 齢】 20歳代前半まで女性限定
【給 与】 23万〜25万
【面 接】 1回
【備 考】 外国籍・個人事業主不可
<解説>
「業務内容」
これから新たなに経理システムを導入したり、既存の経理システムから新たな経理システムにしたり、バージョンUPしたりなど、する企業におけるSEの設計書作成支援のお仕事になります。SEの人から指示を受け、Excel、Wordにてひたすら設計書起こし、データ化、ドキュメント化して頂くお仕事になります。本当は、SEの人が自分達でやれば良いお仕事なのですが、作業進捗が遅れていたり、SEだけでは間に合わないなどの状態なため、事務作業を手伝って頂く、というような状況のイメージです。しかしそういう理由だけでなく、SEの人はシステムにおいては専門ですが、経理業務経験や専門用語、知識経験においては専門外となりますので、経理業務経験や知識がある方に手伝ってもらうことで、よりユーザーが使いやすいシステムに設計出来たり、SEでは理解できない経理業務の点をサポートしてもらうことで、よりスムーズに設計書を作成できるという利点がございます。
「適任者」
あくまでも設計書を作成することがメインのお仕事のため、いくら経理業務経験や知識がありましても、Excel、Wordの経験が浅い、苦手では足手まといとなります。Excel、Wordそのものを教えている暇はありません。出来ればExcel、Wordが得意な方ですと助かります。SEとの連携作業のため、コミュニケーション力は非常に大事になります。また、SEの人も忙しいため、毎回教えてもらうなどは出来ません。指示をもらう限られた中で、自分で調べたり、タイミングを見計らいSEの人に聞きに行ったりなど、出来るヒューマンスキルも求められます。出来れば、設計書作成経験者が一番ベストですが、IT業界の経験やSEサポート経験、プロジェクト管理支援などの経験でもあると、お互いに意思疎通が早く出来、作業をスムーズに運ぶことが出来ます。
「メリット」
経理業務経験を活かし、+IT業界経験、情報システム経験や知識を身につけることが出来ます。経理事務業務からステップUP、キャリアUPしたい、と思っている人にとっては、求められる技術的なスキルが、Excel、Wordだけのため、比較的敷居が低く入りやすいお仕事になります。一度、設計書の作成経験を積めば、今後も、類似案件のお仕事に優先的に携わって行けるようになります。さらには、会計経理システムのコンサル業務などを目指すためのきっかけになったりにもつながります。Excel、Wordによるドキュメント作成能力が身に付きます。
「デメリット」
経理業務そのものではありませんので、経理業務経験が積める、というのとはニュアンスが異なります。そのため、経理業務だけがやりたい、という人には合わないお仕事になります。経理知識とは別にIT用語や知識、システムの知識など、多少なりとも覚えねばなりませんので、そういうことにやる気や興味がなければ、モチベーションにつながりません。設計書を作成することが目的のお仕事のため、経理業務経験や知識を最大限に発揮できるというものではありません。それよりはExcel、Wordのスキルが重要です。ひたすら設計書を起こしを行う、という単調な作業ではあるのですが、かといって、黙って黙々とやる作業ではなく、SEの人達との連携作業なため、おとなし目の方や、コミュニケーションが苦手な方には務まらないお仕事になります。
「総評」
経理業務の経験を積む、というよりは、経理経験を活かして、+IT業界経験を加える、というニュアンスになります。SEの方からの作業指示を受けての業務となりますため、作業における連携が、非常に大事になります。そのため、コミュニケーション力やヒューマンスキルが求められます。作業はあくまでも、設計書作成のため、極端に言えば、経理業務経験がなくても、設計書を作成することは出来ます。それよりは、Excel、Wordが得意な人、Excel、Wordにてドキュメント作成経験が豊富にある人の方が優遇されます。しかし、それでも、やはり経理業務経験や知識があった方が、設計書の中身を理解することが出来るため、より作業が捗ります。大量の設計書をひたすら作成するお仕事のため、このようなお仕事でも大丈夫な人、ということになります。その点、経理業務経験がある人には、経理業務ではありませんので、特に、この点を間違わないようにして下さい。しかし一度IT業界、設計書作成経験、SE支援、プロジェクト作業を経験することで、経理事務経験しかなかったキミのお仕事の幅が広がり、より経理業務のキャリアUPを図ることが出来るようになります。経理とシステムという視点から経理を見ることができるようになり、企業におけるITを使った経理業務システムという見方が出来るようになります。これに、より会計や英語などのスキルを身につけていったりすれば、外資系を含めたコンサル業務のお仕事も目指すことが出来るようになります。
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