▼専門事務系
・銀行事務からITへキャリアUP!
<実務案件 B級>
※ここでご紹介している案件は、時代やその時の流行りなどもありますので、実際に今現在募集しているものである、とは限りませんので予めご了承ください。しかしながら、なるべくIT業界で周期的に発生している案件、定着している案件、毎回パターン化している案件など、キミにとって現実味のあるリアルなものだけを選び抜いて掲載しております。ですからキミは、こういう案件であれば、現在のキミのスキル・キャリアレベルから転職していくチャンスがある、という意味で、解釈、参考としてください。キミの健闘を祈ります。
敷居の低い順=レベルの低い順から、C級(初級)・B級(中級)・A級
(上級)・S級(プロ)と区分けして掲載しております。職種によって、その数は異なりますので、予めご了承ください。リアル感を出すために、あえて実際に、我々IT派遣会社に送られてくる案件情報をわざと掲載しております。しかし、機密情報などにより、勤務地(どこのユーザーか、勤務先現場がわかってしまう)など、お見せ出来ない箇所は割愛しております。尚、女性限定案件など、ここでお見せしている情報は、あくまでも取引における我々の情報であり、実際に皆さんに公募にて掲載するのは法律上出来ないため、リアルの求人募集では、これらを省いた情報を掲載している、と認識して下さい。逆に言えば、これが、実際の現実の中身である、という事です。
【内 容】銀行ACCESS2000→2007へのマイグレーション作業
【工 程】設計・開発・テスト
【環 境】Windows2000、WindowsVISTA
【人 数】1名(客先交代要員)
【期 間】
・3ヵ月短期案件。人物により運用保守へ延長可能性あり
【スキル】Accessに精通している方
【給 与】30万MAX スキル見合い
【面 談】2回
【年 齢】不問
<解説>
「業務内容」
某銀行のAccess2000で出来たデータベースをAccess2007へバージョンUP、データ移行、マイグレーションする作業となります。また、状況によっては、マイグレーション後の運用保守、障害対応、新しいバージョンの操作方法、ヘルプデスクも行ってもらいます。
「適任者」
Access2000から2007へのバージョンUP経験者が一番ベストであることは言うまでもありませんが、バージョンの違う経験者でもOKです。例えば、2000から2003へのバージョンUP経験者です。しかし、この場合でも、2007の新機能や、考えられるリスク、トラブルなど、ある程度想定が出来る人でなければなりません。その上で、実際に想定外のトラブルが発生した場合でも、なんとか対応する
ことが出来るくらいのAccessに熟知した人。銀行システム経験者尚可。SQLの対応も出来れば尚可。
「メリット」
Accessデータベースの設計構築・開発、クエリスキルレベルの人は、世の中、なかなかいないため、対応可能な人であれば、競争が殆どなく、応募すれば採用に結びつく可能性が高いです。そういう意味では、Accessに特化した技術者になることも、ひとつの道であります。
「デメリット」
Accessに特化した案件は、割合としては少ないです。マイグレーション自体の作業は短期のお仕事になります。銀行システムの経験、もしくは専門用語・業務知識がなければ、NGとなる場合があります。
「総評」
2000から2003ではなく、一気に2007へのバージョンUPのため、様々なトラブルが発生する恐れがあります。具体的には、追加された新機能が問題なく対応できるかの問題、2007から拡張子が変わった問題、グラフィックの操作画面が変わったことによる使用者側の混乱問題、画面の見え方が問題なく引き継がれて見えるかの問題、クエリ・マクロ・VBAが問題なく動くかの問題、など。これらの考えられるリスクを想定した上で、2000のままで引き継ぎ使うところ、新しく2007から追加された機能で使うところ、及び、新たにデータベースそのものを設計し構築し直すや、リプレイスするところ。。。これら全てにおいて対応できなければなりません。現場では、既存の2000での運用マニュアルはありますが、2007はこれからのため、当然ありません。教えてもられるなどのことは出来ません。一人で考えてやれるレベル、逆に問題点を指摘、改善策を提案出来るレベルです。銀行の業務知識があるとよりGOODです。こうしたAccessの技術者に特化するのもひとつの道です。
案件概要 : 銀行系システム保守業務
作業期間 : 長期
作業内容 : Accessマクロの運用
OSインストール、キッティング、端末管理
Office全般ヘルプデスク
必要スキル:
・MS-Access(マクロ)の作成/改修が行える
・銀行業務知識のある方
・キッティング経験
・ヘルプデスク経験
・コミュニケーション能力が高く積極的に業務に取り組める方
・自発的に作業を取り組める方
・勤怠及び健康面において問題が無い方
・セキュリティに対しての意識レベルが高い方
条件 : 25万前後 スキル見合い
面談回数 : 1回
年齢 : 40歳代まで
人数 : 1名
<解説>
「業務内容」
銀行の行員さんが使用するAccessの社内システム、運用のサポート業務になります。しかしながら、Accessのシステム自体は既に安定して使用出来ているため、Access自体の対応は殆どありません。そのため普段は、社内PCのキッティング作業やOfficeのサポート対応などをしている、というのがメインのお仕事となります。ただ対応は多くなくとも、ExcelやAccessにつきましては、マクロが組まれておりますため、マクロ対応の作業になります。
「適任者」
Accessのマクロ基本スキル。
PCキッティングの経験。出来れば、Win7、Office2010の経験。コミュニケーション力。ヘルプデスク経験尚可。銀行経験尚可。銀行の業務知識。自発的に作業に取り組める人。勤怠面、健康面に問題ない方。セキュリティ意識が高い方。出来れば、40歳くらいまでの女性。
「メリット」
銀行出身者の人で、業務知識がある人は、そのまま経験を活かすことが出来ます。IT業界では、初中級レベルのスキルですが、こういう行員現場の中では、ITに詳しいものがいないため、非常に重宝されます。ある程度、自分のペースと裁量で仕事を進めることが出来たり、自分の考えをフォームに落とすことが出来ます。気に入られると、ずっと働くことが出来るようになります。銀行のIT経験は、IT業界では、広くキャリアとしてアピールすることが出来、別の銀行に行くことが出来るようになります。
「デメリット」
自分の仕事配分やスキルレベルで業務を進められる分、自分以外わかる人がいないため、責任が重く、なかなか辞めさせてもらえません。引継ぎもかなり大事になります。自己流が一般のデファクトと比べてスキル・方法としてどうか、という点の答え合わせが出来ません。居心地が良く、長く続けられる分、自分でスキル、キャリアアップのことを考えてやらないと、年だけ重ねていってしまうことになります。
「総評」
日本の銀行の社内システム、行員さんが使うツール、画面側のユーザーインターフェースは、全般的にAccessで出来ていることが多く、この手の案件のお仕事はよくあります。ただ、レベル的に、マクロや場合によっては、VBAを使うことが多く、基本操作レベルの人では対応できません。一方で、社内にはITに詳しい人間が他にいないため、メイン業務以外で、パソコンについて頼られことが多いのも特徴です。ですから、今回も、Accessシステムの運用案件のお仕事ですが、システム自体が安定しているため、普段は手が空いていることが殆どのため、その空いた時間は、行員さんのパソコン、周辺機器、Office操作などのヘルプデスク対応のお仕事をしてもらう、という体制になります。このような状況から、その現場のIT専門の何でも屋さん的に重宝されるようになるため、気に入られると長く勤務し続けることが出来るようになります。また、自分のペースで作業も出来ます。その反面、基本、孤独なため、自分で自分の人生設計をしっかり考えていかないと、ある段階からは、作業上においてのスキルアップの限界が訪れてしまい、時だけが過ぎていってしまいます。そうなると、ただ年だけを取っていくとこになります。そうなると、このお仕事が終了し、次のお仕事を探す時に、次は、年齢の割にはスキルが伴っていない、ということで、お仕事が決まらない現象に陥ってしまいます。このことを浦島太郎現象と呼んでおりますが、そうならないようにするために、先を見越したアリさんでなければなりません。
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